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妊娠中のむし歯ケア

お口のトラブルを防ぐ
3つのポイント

妊娠中はつわりやホルモンバランスの変化により、お口の中の環境が変わりやすい時期です。また、お手入れが不十分になるため、むし歯や歯周病などのリスクも高くなってしまいます。こうしたトラブルを予防するためには、①むし歯菌を減らす②菌の養分を減らす③口腔内の環境を酸性にしないという3つのポイントをしっかり守ることが大切です。

01 むし歯菌を減らす
むし歯を防ぐためには、しっかり歯みがきをして、むし歯の原因となる細菌などが含まれた歯垢をきれいに取り除く必要があります。とはいえ、妊娠中は歯ブラシを口の中に入れることを苦痛に感じるかたもいらっしゃいます。お口のケアが普段よりもおろそかになりがちで、むし歯菌が増えてしまいます。代わりの口腔ケアをアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。
02 菌の養分を減らす
食事の後は、糖分がお口の中に残ります。むし歯菌はこの糖分を養分にして、酸に変える作用があります。特に妊娠中は食事の回数が不安定となり、少ない量を数回に分けて食べるかたも多く、食事の回数が増えることでむし歯のリスクも高くなります。
03 お口の中を酸性にしない
歯は酸に弱く、お口の中が酸性になっているとむし歯になりやすい状態です。特に妊娠中はつわりの胃酸などでお口の中が酸性になりやすい時期です。さらに酸っぱいものを好んで食べるかたも多いため、お口の中が酸性に傾きやすくなります。通常は唾液によってお口の中は中性に保たれていますが、妊娠中は女性ホルモンの影響で唾液の分泌が減少して、むし歯のリスクがいっそう高くなってしまいます。